市場状況

 

 次に、貸す側のメリットについて考えてみたいと思います。

貸す側のメリット、さて何でしょうか。

メリットというよりは、リスクをどれだけ下げられるか、

だと思います。

 

賃貸業には様々なリスクや金銭的な問題があります。

①空室

②滞納

③家賃下落

④入居者間トラブル

⑤原状回復

⑥室内補修

⑦孤独死

⑧災害

等々。

 

これらがなるべく起こらないようにしていくことが

大家さんにとっての一番のメリットだと思います。

では、起こらないようにするのは誰でしょうか。

不動産会社ですね。

 

しかし、ここで問題です。

明らかに相場より高い賃料だった場合、

決まらないのは不動産会社のせいでしょうか。

 

しっかりとした提案やコンサルができていないからだ、

というご意見も、もちろん承知していますが、

家賃の値下げや設備投資の提案って、

なかなか受け入れられないのも事実です。

 

値下げすれば決まるのか!?

設備を新しくすれば決まるのか!?

入らなかったらどうするのか!?

等々、ここにもリスクがあるからですね。

 

滞納のリスクは、

保証会社に加入してもらうことにより軽減できますが、

その分、借りる側の負担が大きくなります。

だったら保証料のかからない別のもっと条件がいいところで、

となってしまっては意味がありません。

もちろん、滞納の可能性がある方に入居してもらうより

空室の方がいいというご意見もありますが、

いまの時代、どこでどう生活が変わるかわかりません。

考えれば考えるほど、難しい問題です。

 

 

結論は、

貸す側のメリットやサービスは…正解のない課題でしょうか。