2013年に個人的に感じている賃貸の市場状況をまとめてみました。
あれから5年が経ち、さらに市場は悪化しています。
現状の要因が何なのか、伊東市の統計をまとめてみました。
結論から書くと、
「人口の減少=需要の減少」
「田舎特有の持ち家志向」
「低収入」
だと個人的には考えます。
2017年12月現在、
伊東市の人口は69,990人。
高齢化率40%超。
約7万人の人口に対して、
65歳以上の方が2.8万人ということになります。
対して、
賃貸需要層、住宅取得一次層と言われている
20歳~34歳までの人口は、
2015年現在で
6,303人と総人口の9%程度しかいません。
人口の流出について考えてみると、
15歳~19歳までの人口が2,498人、
20歳~24歳までの人口は1,789人、
その差709人。
ということは、
大学進学等によって700人前後の方が
伊東市外に出ていることになります。
※単純な見方です。
25歳~59歳までの人口は少し増え、
2,041人(252人増)となっていますが、
差し引きしても、
700人流出、250人流入で
450人程度は戻ってこないという見方ができます。
賃貸の需要は、
人口によって決まることは明らかですので、
伊東市がどれだけ需要が減ってきているのかが
わかると思います。
次のページで、
統計を表にしてみました。